2004年10月28日(木)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の志位和夫委員長は二十七日、国会内で定例の記者会見をおこない、新潟県中越地震について、「いまの局面では、被災者への物心両面での救援活動が最優先だ。日本共産党として、全国的規模で全力をあげて取り組みたい」と表明し、この間の活動を紹介しました。
志位氏は、新潟県長岡市に救援センターを設置し、二十六日から活動を始めたことを紹介。新潟の被災地には、各地からボランティアが駆けつけ、自治体のボランティアと一緒に救援活動を開始しているとのべました。
救援物資については、党長野県委員会がリンゴ千個や毛布などをワゴン四台で、奈良県委員会ではカップめんや毛布などをトラック一台で送るなど、各地の党組織から現地に届ける活動が広がっているとのべました。
志位氏は、全日本民主医療機関連合会(民医連)が医師や看護師をはじめ二百人の支援を送り、農民運動全国連合会(農民連)の各地の組織が食料をトラックに満載して届けるなど民主団体や労組の活動も広がっていることを紹介。こうした団体とも協力して、「物心両面での支援活動を全党あげて強めたい」とのべました。