2004年10月25日(月)「しんぶん赤旗」
消費税をなくす全国の会と同東京の会は二十四日、東京・JR巣鴨駅前で宣伝しました。
宣伝では「だれが〈トク〉し、だれが〈負担〉するのか」と書かれたビラを配布。ビラでは企業が支払う法人税が減税される一方で消費税収が増えてきたと書かれ、財界・大資産家が得をしその分を国民が負担する仕組みになっていることを紹介しています。
全国の会の杵渕智子事務局長らがハンドマイクで「庶民大増税をやめさせましょう」と入会を呼びかけました。
この日は労働者の入会が目立ちました。「定率減税を廃止して、その上消費税が増税されるのはサギではないか」「今までの自民党政府も悪かったが自公内閣になって極端に悪くなった」といって入会する人がいました。
「少しでも思いが届けば」と入会したのは東京・豊島区の白崎拓也さん(30)です。「国民に十分な説明もしないで消費税を上げるのはやめてほしい」と話しました。
署名した東京・港区の男性(42)は「政府は国の百年先を考えているんでしょうか。今は五%ですが、これ以上消費税が上がったら商売をやっていけない。小泉首相は辞めさせなきゃだめでしょう」と語気を強めました。