2004年10月25日(月)「しんぶん赤旗」
公明党の冬柴鉄三幹事長は二十四日のNHK「日曜討論」で、基礎年金の国庫負担引き上げの財源について「定率減税を縮減・廃止する」と述べるとともに、「(それだけで)足りないかも分からないから、その後にはまた消費税も考えなきゃならないでしょうと(与党間で)合意していますよ」と、定率減税廃止の先に消費税増税を考えていることを認めました。
また民主党の川端達夫幹事長は、消費税を上げざるを得ないかとの問いに「最終的にはそうならざるを得ない」とのべ、年金目的消費税を創設する同党の案を主張。定率減税縮小・廃止については「景気に悪い影響を与えると懸念している」とのべました。