2004年10月21日(木)「しんぶん赤旗」
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日本共産党消費税増税阻止闘争本部(小池晃本部長・参院議員)と消費税をなくす全国の会(杵渕智子事務局長)は二十日、国会内で懇談し、各地で取り組まれている消費税増税反対の取り組みについて、意見を交わしました。
なくす会の杵渕事務局長は、「会のホームページやチラシを見て、入会を申し込む人が相次いでいる。『消費税はいやだ』との多数の願いに、私たちが応えていかなければならない。増税法案をつくらせない、出させないために、手を携えて頑張りたい」とあいさつしました。
懇談に参加した各地のなくす会の世話人らは、「商店街での署名が、日を追うごとに反応が強くなっている。最近は意識的に署名に応じ、『何か手伝うことはないか』と協力を申し出てくれる人もいる」(神奈川)、「消費税問題を扱った紙芝居を小集会などで上演し、議論を広げたい」(東京)など、取り組みの様子を報告しました。
党闘争本部の小池本部長は、政府が消費税増税の入り口として、所得税・住民税の定率減税縮小・廃止を狙っていることを紹介。「差し迫った大増税への反対運動を強めながら、消費税大増税への大きなたたかいを広げていきましょう」と呼びかけました。