2004年9月19日(日)「しんぶん赤旗」
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労組日本プロ野球選手会が初のストを決行した十八日、試合開催予定地などで、選手会によるファンとの交流が繰り広げられ、選手への激励の声が相次ぎました。
広島カープ対横浜べイスターズ戦が予定されていた横浜スタジアム前(横浜市)では午後三時から両チームの選手会主催のサイン会が行われました。
開始前の午後二時すぎから列ができ始め、午後三時すぎには老若男女合わせて四百人以上のファンが、色紙、野球帽、ユニホーム、ボールなどを手に、つめかけました。
横浜ベイスターズのファンという松下華恵さん(25)は「二日間試合がないのは残念ですが、この先のことを考えるとストは当然です」といいます。「球団加盟を名乗り出ているところがあるのですから、来季から加盟できるように努力するのは経営者として当然。選手会の主張の方が筋が通っている」といいます。
横浜市南区に住む斉藤絹子さん=自営業=は「選手会を応援しています。チームを増やす話になんないと、前向きな話にならないですよね。選手会長の古田さんたちにがんばってもらって、野球界全体をいい方向にしてほしいですね」と話しました。
多くのファンの「がんばって」の声援をうけ最後までサインに応じていた横浜べイスターズの三浦大輔選手は「たくさん集まってくれての励ましはありがたい。ストをせざるを得なかったことは申し訳ない思いです。プロ野球を良くしていくために頑張る」と語りました。石井琢朗選手は「ファンの『がんばれ』という声援が、すごくうれしい。ストは、今日、明日だけのことではなくて、先を見越してのこと」と話していました。サイン会は十九日にも行われる予定です。