2004年9月14日(火)「しんぶん赤旗」
日本共産党の市田忠義書記局長は十三日、国会内で記者会見し、十二日投開票の兵庫県南光町長選で、日本共産党員の山田兼三町長が七選を果たしたことについて、共産党員町長が七回連続して当選したのははじめてであり、その意義は大きいと強調しました。
市田氏は、今回の町長選が、来年十月に佐用町・上月町との合併を控え同町として最後の町長選挙だったことを指摘、「六期二十四年間のすばらしい実績を町民とともにつくりあげた山田町長に、南光町最後の町長としての責任を果たしてほしいという町民の願いのあらわれであり、支持が広がった」とのべました。
相手陣営が「山田町長が当選すれば合併に判を押さない」などいろんなデマ攻撃をしてきたことにふれて、「山田町長は合併の住民投票で合併賛成が多かったことを尊重するのは行政の長として当然であり、合併した際に町民の要求や利益をどのように町政に反映させるかという立場からの選挙戦をたたかい、見事に勝利することができた」とのべ、多くの町民が声をあげて打ち破った勝利だったと強調しました。