日本共産党

2004年8月18日(水)「しんぶん赤旗」

アテネオリンピック

柔道女子 谷本、歓喜の金

体操 男子団体 28年ぶりV


 【アテネ五輪取材団】第二十八回夏季五輪アテネ大会第五日の十七日は、柔道女子63キロ級が行われ、谷本歩実選手が金メダルを獲得しました。

 技の切れを見せる谷本は、準決勝までの三試合すべて一本勝ちで制し、準決勝では、アルゼンチンのクルコウェルに棄権勝ち。クラウディア・ハイル(オーストリア)との決勝では、試合開始早々、一本背負いで技ありを奪うと、そのまま横四方固めに持ち込み、あわせ技一本で勝利を収めました。

 第四日の十六日は、体操の男子団体総合で日本が優勝、同種目で一九七六年モントリオール五輪以来二十八年ぶりの金メダルを獲得しました。5種目を終えきん差で2位につけた日本は、鉄棒で3人が完ぺきな演技を見せてルーマニアを逆転しました。

 競泳では、男子百メートル背泳ぎの森田智己選手が日本新記録で銅メダルを獲得。女子百メートル背泳ぎの中村礼子選手は4位でした。世界記録保持者のイアン・ソープ選手(オーストラリア)と7冠を狙うマイケル・フェルプス選手(米国)が対戦した男子二百メートル自由型は、ソープ選手が2個目の金メダルを手にしました。

 野球では日本がオランダを8―3で逆転し、1次リーグ2連勝としました。



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