日本共産党

2004年8月6日(金)「しんぶん赤旗」

中国外務省

行き過ぎに賛成せぬ

サッカー観衆問題で表明


 【北京=小寺松雄】中国外務省の孔泉報道官は四日、中国で開かれているサッカー・アジアカップでの中国人観衆の日本へのブーイングなどについて、「一部ファンの行き過ぎた行為にはスポーツ精神に反しており、賛成しない」と述べました。

 同時に孔報道官は、「一部の日本メディアが少数の者の行為を誇張して騒ぎ立て、政治と結び付けようとしているのは遺憾だ」と指摘しました。

 アジアカップのこれまでの日本の試合で、中国の観衆が日本のサポーターに物を投げつけるなどの行為が起こっていました。また日本が準決勝で勝った三日の試合では、「尖閣諸島は中国ものだ」などの横断幕を掲げた中国人ファンがいましたが、警備の警官によってまもなく撤去されました。



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