2004年8月3日(火)「しんぶん赤旗」
民主党の岡田克也代表は二日の衆院本会議で、改悪年金法の廃止を求める一方で、消費税増税に道を開く自民、公明、民主の「三党合意」について「年金制度の一元化を含めた社会保障制度を政党間で協議するとともに、国会に小委員会を設けて議論することは必要なことだ」とのべました。
消費税増税については「少なくとも年金制度の抜本改革のためには将来の消費税の引き上げは避けられないと明言してきた。将来の引き上げを決定しない前提では抜本的な年金制度の改革論議が不可能だというのが、与野党を問わず議員の常識だ」と主張。首相が任期中に消費税を引き上げないとしていることに対し「任期中は決定しないという縛りをあらかじめかけることは無責任だ」と批判しました。
また、日米関係について「日米両国の自立と相互信頼に基づき、より対等な同盟関係の構築が必要だ」とのべました。