2004年7月25日(日)「しんぶん赤旗」
消費税をなくす全国の会、同東京の会は二十四日昼、東京・JR巣鴨駅前で定例の宣伝・対話活動を行いました。強い日差しを避けて日陰で訴えを聞く人や、受け取ったビラを読み、引き返して入会の署名をする人が多く見られました。
若い女性は「私は正社員ではなく、不安定な立場で、給料も安定しないので、消費税が上げられたら、もう生活できません」と真剣な面持ちで話し、署名しました。
日傘のなかで熱心にビラを読んでいた六十代の二人連れの女性は、戻ってきて連れ立って署名。「年金が下げられ、介護保険料が上がり、困っています。うちには九十七歳の母がいますが、そういう年寄りからまで保険料を取り、介護を頼めば自己負担が高い。ほんとうに何とかしてほしい。近所の人もみんな怒っていますよ。参院選のときに、もっと考えればよかったんですよね」と語っていました。
「暑いなかをごくろうさん。あなたたちのような人がいなかったら、世の中が悪くなる」と激励していく年配の女性もいました。