日本共産党

2004年7月19日(月)「しんぶん赤旗」

大阪・羽曳野市長選告示

「ハンナン」との癒着ただす

杉山氏 清潔市政訴え


市議補選に若林氏

 「ハンナン」グループによる牛肉偽装事件にからんで前市長が辞任した大阪府羽曳野市の市長選が十八日告示(二十五日投票)され、日本共産党が推薦する「公正・民主的な羽曳野市政をつくる会」代表委員の杉山やよい氏(63)=元日本共産党羽曳野市議=が、近鉄古市駅前で七百人を前に第一声をあげました。

 市長選は、「ハンナン」グループいいなり・特定業者に利便をはかるゆがんだ市政から、特定業者との癒着を断ち切り、公正・清潔、市民本位の市政を実現するのかどうかが最大の争点です。杉山氏は、「市民こそ主人公、税金は市民のために一円もムダにしない、あたり前の市政を実現しましょう」と訴え、大きな支援をよびかけました。

 市長選はほかに自民党前市議の北川嗣雄氏(61)、別の自民党市議の親族で会社役員の田仲基一氏(39)が立候補。自民党などが推す北川氏は、前市長辞職の原因になった「ハンナン」グループとの癒着問題についてはいっさいふれず、「共産党に市政を返すわけにはいかない」と終始しました。

 同日、市議補選(定数三)も告示され、日本共産党の若林信一氏(55)=前=が杉山市長氏とともに第一声をあげました。市議補選には若林氏のほか四人が立候補しました。


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