2004年7月16日(金)「しんぶん赤旗」
「しんぶん赤旗」をご購読いただいている読者のみなさん
参議院選挙の結果は比例で四議席にとどまり、選挙区では現有議席を失うという残念な結果となりました。みなさんのご期待にこたえることができず、本当に申し訳なく思っています。
そうした中でも、得票数・率では、昨年の総選挙の到達を基本的には維持できました。これもみなさんのご支援・ご協力のたまものと、感謝しています。
自民党と民主党の「二大政党」が、二〇〇七年を節目として、憲法改定と消費税値上げという二つの重大な問題を、互いに競い合いながらおしすすめようとしています。マスメディアは、ますますこの「二大政党」のことしか報道しなくなっています。
「しんぶん赤旗」はいま、“「赤旗」がなくては、ほんとうのことがわからない”といわれるように、国民の目線で政治・経済・社会のことを伝え、暮らしを守り、平和を守るたたかいを励ましています。こうした「赤旗」の役割が、これまでにもまして多くのみなさんから注目されています。
私たちは、「二大政党」の流れに対抗する国民中心の新しい政治の流れをおこし、広げるため全力をつくします。国政の場でも草の根でもたたかいをつよめ、国民中心のほんものの日本改革の方向を訴えて奮闘します。情勢を自らの力できりひらくために、草の根の力をさらに大きくするために力をつくします。
「しんぶん赤旗」についてのみなさんの声、要望を私たちに遠慮なくお寄せください。みなさんの期待にこたえる紙面づくりにいっそう努力いたします。
どうか、「しんぶん赤旗」の引き続くご購読を、心からお願いいたします。
二〇〇四年七月 日本共産党中央委員会
赤旗編集局 機関紙活動局