日本共産党

2004年6月26日(土)「しんぶん赤旗」

国政の熱い争点で各党が政策論争を

広島 志位委員長が会見で提起


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会見で記者の質問に答える志位和夫委員長=25日、広島市

 日本共産党の志位和夫委員長は二十五日、遊説先の広島市で記者会見し、参院選序盤の論戦の特徴について「年金、消費税、イラク派兵、憲法改定などの熱い争点が浮き彫りになってきた」とのべ、争点に対する各党の態度について見解をのべました。

 志位氏は、自民・公明陣営の第一声について「自分たちが何をしてきてこれから何をしようとしているか、まともに国民に説明しようとする姿勢が見られない」と批判しました。

 民主党については「自公・政府批判はするが、自分たちの政策や立場についての説明がない。批判はいいが、それなら、どういう対案をもって臨むのかを示さなければ、フェアな論争にならない」と指摘しました。

 志位氏はこれらを踏まえた上で、日本共産党が自公与党・政府を批判すると同時に、国民が解決を求めている問題で党の改革の提案や方策を明らかにして論戦を進めていると強調しました。

 さらに、「各党が正々堂々と自分たちのやってきたこと、やろうとしていることを明らかにしてたたかう重大な選挙だ。党首討論の機会もあるので、おおいに意見をたたかわせたい」とのべ、参院選の争点について各党が隠したり、ゆがめたりせず、みずからの立場を明らかにして政策論争をすべきだと提起しました。

 このあと、志位氏は、「イラク情勢をどうみるか」「雇用を具体的にどう守るか」「消費税を上げずに税収をどう補うか」など記者団の質問に答えました。


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