日本共産党

2004年4月23日(金)「しんぶん赤旗」

地検は起訴取り下げよ

国公法弾圧事件で「会」発足


 休日に一市民として「しんぶん赤旗」号外を配布した社会保険庁職員・堀越明男さんが「国家公務員法違反」だとして不当逮捕・起訴された事件で、「国公法弾圧を許さず、言論・表現の自由を守る会」が二十二日、発足しました。

 東京都中央区の日本橋公会堂で開かれた結成総会には、七十五団体の百七十人がつめかけました。

 日本国民救援会の山田善二郎会長が開会あいさつ。宮地さかえ千代田区労連事務局次長が、結成までの経過などを報告。弁護団を代表し、石崎和彦主任弁護士が事件の背景や地検、地裁とのやりとりについて述べ、「このたたかいに勝たない限り、日本は大変なことになる。裁判で勝つために、全国津々浦々に強力な『会』を広げてください」と訴えました。

 堀越さんは「言論の自由、思想の自由、結社の自由を守る絶対に負けられないたたかいです。起訴取り下げ、無罪を勝ち取るために全力をつくします」と決意を訴え、満場の拍手を受けました。

 同会は、全国の人に会への入会を呼びかけるとともに、東京地裁に「門前払いを求める」署名や東京地検前での宣伝にとりくむとしています。

 問い合わせ 電話03(3264)2905 千代田区神田神保町三―二 サンライトビル七階(千代田区労働組合協議会気付)


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