日本共産党

2004年3月6日(土)「しんぶん赤旗」

引き続きたたかう

釈放の堀越さん語る


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釈放され、あいさつする堀越明男さん(中央)と激励、支援にかけつけた人たち=5日、東京・警視庁前

 警視庁公安部が「国家公務員法違反」容疑で不当逮捕した堀越明男さん(50)は五日、釈放を勝ち取り、午後零時半ごろ、警視庁から姿をあらわしました。「国公法弾圧を許さない会(準備会)」(日本共産党、日本国民救援会などで四日夜結成)は、東京地検からの急報を受け、警視庁にかけつけました。マイクを握った堀越さんは、「憲法で認められた権利を無視するのか。徹底してたたかう」と、要旨次の様に訴えました。

 三日午前七時ごろ、私が家で寝ているところに八人の捜査員がきて、「差し押さえる」「裁判所の命令だ」と言いました。十時半ごろに、家宅捜索が終わり、外を見ると、二十人くらいの警官が外を固めており、新聞社やテレビ局も来ていました。月島署では、三十人が待ち構えていました。

 警察は、合わせれば二百人から三百人を動員したのではないか。逃げも隠れもしないのに、ばく大な費用を浪費して六カ所も家宅捜索をして、私を不当逮捕したことに、非常に怒りを感じます。

 翌日の「しんぶん赤旗」が三ページにわたって、不当弾圧糾弾の特集をしてくれたのを見て、元気がわいてきました。

 検事に憲法で認められた自由な活動、権利を無視するのか、その点について徹底して争うと主張しました。

 ひきつづき警察の弾圧とたたかわなくてはなりません。今日をスタートにまわりの人と相談しながら、頑張りたい。二日間、本当に励まされました。これからも頑張ります。


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