2004年3月5日(金)「しんぶん赤旗」
「不当弾圧糾弾! 堀越さんをただちに釈放せよ」―日本共産党中央地区委員会、千代田地区委員会、日本国民救援会東京都本部は四日、月島警察署(東京・中央区)前で抗議行動を行い、堀越明男さんの即時釈放などを要求しました。
各地から八十人がつめかけ、プラカードをかかげながら、「憲法違反の不当弾圧を許さない」「堀越さんを釈放しろ」「われわれは最後までたたかうぞ」と怒りのシュプレヒコールをあげました。
田辺七郎中央区議、千代田地区委の関口達也副委員長、玉川寛治救援会都本部会長の三氏が同署に入り、抗議文を渡しました。
月島署前は、警棒を手にした警官二十人余が出入り口を固めるものものしい警備体制。顔をマスクなどで隠した複数の警官が、抗議する人たちの顔をしきりに撮影するなど、無法に無法を重ねる許し難い態度をとりつづけました。
警察署の異常な態度に対して参加者から、「顔を隠して、こそこそとひきょうなことをするな」「北海道警はどうした。自分たちは隠し金を使って、国民を弾圧してはずかしくないのか」と、怒号がわきおこりました。
茨城県からかけつけた堀越さんの兄・道男さん(党水海道市議)は、「こんなに多くの人がかけつけてくれてうれしいです。警官が異常なまでに出てきて、威圧するなど、ますます弾圧そのものの様相を呈していると思う。こんな弾圧は絶対に許せません」と話していました。
日本共産党千代田地区委員会は四日、月島警察署(東京・中央区)が同地区委を不当に捜索した際、押収していったパソコン二台を返却させました。