2004年2月19日(木)「しんぶん赤旗」
|
政策委員長として党の政策活動をひっぱる小池晃議員。テレビ出演も増えました。
日曜朝の政治討論番組に出演後すぐ、消費税の免税点引き下げ問題で話を聞くため東京・板橋区の公衆浴場経営者を訪れたときのこと。「あなた、影武者じゃないの。いまテレビで見たばかりだけど」と驚かれました。
消費税の免税点引き下げで「経営がぎりぎりの同業者は廃業に追い込まれる」と訴えた、その経営者。後日、「小池さんはテレビの印象そのまま。気さくで、若くエネルギッシュ。それに誠実そうだった」と周囲に語りました。
小池さんは、「日本共産党の政策は政策スタッフの頭の中だけから生まれるのではありません」とこう語ります。「私もふくめ全国に四十万人いる党員、二万四千の党支部の日常活動から練り上げられます。その政策を国民の一人ひとりの心のひだまで染みとおるように演説でもテレビでも語りたいですね」
分刻みのスケジュールのなか、こまめに歩いて国民の願いに耳を傾けます。難病関係の全国集会にあいさつで呼ばれたときも、会場につくなり患者団体の役員らと制度の見直しで負担増になった問題について意見交換。
ある役員は「患者団体としては全政党と平等につきあうが、個人的には小池さんの議席は絶対に落とせないと思っている。小池さんの熱心さは違うから」といいます。
小池さんの演説は当意即妙。「わかりやすいなぁ」と聴衆は引き込まれていきます。小泉首相のスローガン「痛みに耐えてがんばれ」をとらえ、「首相が医者だったら大変です。腹痛や腰痛でかけこんでも『痛みに耐えてがんばれ』。冗談じゃない」。聴衆が女性中心か、高齢者が多いか、若者が目立つかで即座に話の内容を変えます。
演説を聞いた東京・新宿区の芳野洋子さん(66)は「日本共産党を知らない人に、ぜひお聴かせしたいわね」とたちまちファンになりました。
記事 海老名広信記者 写真 滝沢 清次記者
【活動地域】東京都、南関東(千葉、神奈川、山梨の各県)