2004年2月18日(水)「しんぶん赤旗」
民主党政治改革調査会(堀込征雄会長)は十七日の総会で、衆院選のマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ(1)政治資金の全面公開(2)衆院比例定数の八十削減―などについて、今国会中の法案提出を目指すことで一致しました。衆院の比例代表制は、いまの選挙制度で唯一民意を正確に反映する部分です。総定数四百八十のうち、百八十しかない比例部分をさらに八十削減することは民意切り捨てです。
しかも菅直人・民主党代表は将来的に単純小選挙区制もありうるとのべています。民主党以外の野党第二党、第三党を議会から排除しようというのは反民主主義の暴挙です。