日本共産党

2004年2月18日(水)「しんぶん赤旗」

挑む 04年参院選 比例候補

平和へ熱く 各界と対話

笠井 あきらさん(51)前 党中央委員国際局次長


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 「原水爆反対は日本国民の願いです。先代住職は原水爆禁止世界大会で議長団もやりました」「“あの悲劇を二度と繰り返させてはいけない”。広島で被爆した母のこの言葉が、私の原点です」

大僧正を訪ね

 千二百年の歴史を刻む名刹(めいさつ)・常楽寺(長野県上田市)を訪ねた笠井あきら候補は、住職の半田孝淳大僧正(86)と憲法や核兵器廃絶への思いを熱く語り合いました。

 北向観音堂の住職も務める半田大僧正は、天台宗最高位の座主に次ぐ探題の重責を担う人。立場の違いを超え、広範な共同をめざす笠井候補の分刻みの奮闘が続きます。

 元防衛庁教育訓練局長の小池清彦・新潟県加茂市長とは、「平和憲法は日本の宝」(市長)で意気投合。イラク派兵“出撃基地”の航空自衛隊小牧基地で直接抗議する一方、不安を募らせる自衛官の家族とも話し合いました。

 「人殺しさせるために息子を育てたんじゃない。料亭通いをする政治家がいる一方で、戦争にいかされる者がいる。どうか国会に出て政治を変えてください」。訴える家族に、「派兵反対、憲法守れの声をねばり強く広げていきましょう」と固く手を握りました。

介護の深刻さ

 その家族は寝たきりのお年寄りを介護していました。どうやって風呂に入れるか、浴室での話し合いは二十分にも。笠井さんも母親の介護を日課にしてきただけに、「介護の厳しさ、深刻さは痛いほど分かる」のです。

 各界の人々との精力的な懇談で、「歴史を動かす草の根の力を日々実感しています」と笠井さん。米BSE問題が起こると、直ちに富山や静岡、愛知の酪農家宅に駆けつけました。

 十二日、笠井さんは野沢温泉スキークラブの河野博明会長を訪ね、不況が直撃する観光とスポーツ振興の決意を新たにしました。「スポーツも平和もルールを無視しては成り立ちません。子どもたちに確かな明日を引き継ぐために再び国会で頑張りたい」 記事 青野 圭記者 写真 滝沢清次記者


 【活動地域】東海(静岡、愛知、岐阜、三重の各県)、北陸・信越(石川、富山、福井、長野、新潟の各県)


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