2004年2月11日(水)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の市田忠義書記局長は十日、国会内で記者会見し、次期衆院選の比例代表候補(第一次)二十一氏を発表しました。大幡基夫選対局長が同席しました。
市田氏は、この時期にいち早く候補者を発表したことについて、「前回総選挙での失地をなんとしても回復して前進したいという思いからだ」と決意を表明。「二十二回党大会十中総(中央委員会総会)で、候補者を先頭に日常的に有権者との結びつきを強めることを強調したが、そのためには選挙の間際に決めるのではなく、いつ総選挙があってもたたかえるように、今からでも早すぎることはない」とのべました。
同時に、「夏の参院選で勝利するうえでも大事だ。衆院比例代表候補が参院選勝利の先頭に立つことが、みずからの選挙勝利に結びつく」と、相乗効果が発揮されることを強調しました。
二十一氏の内訳は、現職九人、前職五人、新人七人。平均年齢は五十一・九歳で女性の比率は30%です。市田氏は「二十一人の候補者は、いずれも政策に強く、論戦力もある試されずみの政治家だ」とのべました。
各ブロックの比例候補二十一人は次の通りです。(敬称略)
【北海道】宮内聡(新) 【東 北】高橋千鶴子(現) 【北関東】塩川鉄也(現)、森原公敏(新) 【東 京】山口富男(現)、池田真理子(新)、若林義春(新) 【南関東】志位和夫(現)、大森猛(前) 【北陸信越】木島日出夫(前) 【東 海】佐々木憲昭(現)、瀬古由起子(前) 【近 畿】石井郁子、穀田恵二、吉井英勝(以上現)、平松順子、山下芳生(以上新) 【中 国】中林佳子(前) 【四 国】春名直章(前) 【九州・沖縄】赤嶺政賢(現)、田村貴昭(新)