2004年2月10日(火)「しんぶん赤旗」
|
深刻な就職難が続くなか名古屋市の教育館で八日、「青年に仕事を」愛知青年集会が開かれました。約六十人が参加し、就職活動の実態や職場の状況などを話し合い、励ましあいました。
集会には日本共産党の八田ひろ子参院議員が参加しあいさつ。「どこの大学の先生も異口同音に話すのは求人が少ないということと大企業の社会的責任。仕事はあるにもかかわらず正社員を雇わず、派遣、バイトにやらせる。青年が就職できないのは日本社会の大きな問題」と話し、政治に働きかけ、青年が将来に希望の持てる社会に変えるために一緒に頑張りましょうと訴えました。
集会の参加者が就職活動の経験や、職場の現状などを紹介。派遣やバイトが医療の職場でもどんどん増えていることへの不安。正職員を増やして、安心して働けるようにしたいなど、思いが語られました。
保育の職場で働く女性からは臨時職員の組合がたたかって賃上げを勝ち取ったという報告もされました。
集会後、参加者は栄の街でデモ行進。音楽を流し、通行人に参加を呼びかけながら「私たちは働きたいぞー」「サービス残業を無くして雇用を増やそう」と訴えました。