2004年1月30日(金)「しんぶん赤旗」
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政府・与党が急ぐ年金改悪に対し、現役労働者こそ反対運動の中心になろうと、JMIU(全日本金属情報機器労組)リオン支部(東京・国分寺市、495人)は29日まで3日連続して昼休み学習会をしました。
29日は、21人が参加、川口英晴委員長を講師に、年金の仕組みと政府・与党と財界が狙う改悪案について学習しました。
「負担増は現在の私たちの問題だし、給付減は退職後の生活を脅かす。改悪の犠牲になるのはまさに現役労働者です」というのは、参加した高木全(あきら)さん(52)。
同支部は昨年12月に組合員の要求アンケートをとりまとめました。「政府・自治体に対する要求」でもっとも多かったのが「年金・医療・介護の充実」で213人。とくに年金改悪への怒り、不安が強い一方、複雑な年金問題をもっとしっかりつかみたい、という声が高まる中で、今回の学習会になりました。
川口委員長は「全労連は4・15年金ストを提起しています。さらに職場討論などを強めたい」と語っています。