2004年1月28日(水)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の市田忠義書記局長は二十七日、民主党の古賀潤一郎衆院議員が学歴詐称問題で議員辞職を否定したことについて記者団の質問に、次のようにのべました。
一、明白な経歴詐称であり、公職選挙法違反だから、議員を辞めないというのはいかがかと思う。議員の資格が問われる。当然辞職すべきだし、歳費を受け取らないとか、もう一度大学に行き直すとか、離党するとかで済まされる問題ではない。
民主党自身も、ただ離党したらそれで済むという問題にせず、経過もきちんと調べて自浄能力を発揮すべきだろう。
一、(民主党としての対応は自浄能力がなかったと考えるか)これからどうされるかだ。その点では見守りたい。自民党は鬼の首をとったようにいっているが、古賀議員はもともと自民党県議だった。(自民党には)政党助成金を原資にして買収事件で逮捕された人もいる。与党であっても野党であっても、こうした問題はあってはならないことだ。