2004年1月24日(土)「しんぶん赤旗」
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「ほんま、わしらの声をゆうてくれはった」──二十三日の参院本会議で西山とき子議員の代表質問を傍聴した京都の業者や女性、青年らが、質問後に西山さんを囲んで笑顔で語りました。
これには、西山さんをはじめ、市田忠義書記局長、穀田恵二国対委員長、井上哲士参院議員も同席。平和の問題から暮らしの問題まで、庶民の目線で小泉首相を追及した西山さんの代表質問に「与党席も静まりかえっていた」「何としても引き続き国会で活躍してもらわないと」と感想を語りました。
なかでも話題になったのは、今年三月末で終わるのではと心配されていた「資金繰り円滑化借換保証制度」について“来年度も実施する”という首相答弁を引き出したこと。「多くの業者が助かります」と話すのは、昨年九月、経済産業省との交渉で継続を訴えた京都府商工団体連合会の伊藤邦雄副会長。「売り上げが伸びず資金繰りに困っている私たちにとってこの制度は命綱。私たちと共産党さんの運動が政治を動かしているのだと実感します」と語り、懇談の席で「お互いがんばりましょう」と党議員を激励しました。
二十三日の参院本会議での日本共産党の西山とき子議員の代表質問に、電話やファクス、メールで多数の反響が党本部などに寄せられました。
「夫婦でテレビを見ていた」という男性は、「小泉内閣の悪政を鋭くえぐりだす迫力ある質問でした。しかも京都の地元問題を実例とした説得力あるもので、何回も拍手を送りました」とファクスを寄せました。
埼玉県所沢市の男性は、政党助成金の問題に対する小泉首相の答弁について「首相は新井議員の応援に二回も来たのに人ごとの回答だ」「西山議員の質問は、イラク問題から国民の生活問題までふれて、国民の心とピッタリの内容だった」と電話で話しました。
電話で感想を寄せた七十歳代の女性は、「西山さんがいいことをいってくれた。いまの政治は年寄りいじめ。年金の切り下げや介護保険料、税金、医療費で、もう生活できない。自民党に抗議したら『年寄りは金をもらっているから負担するのがあたり前』といわれた。ぜひがんばってほしい」と話しました。
神奈川県の女性は電話で「日本共産党だけがサービス残業の問題にとりくんでいる。声をあげ続けてください」と語ったあと、もう一度電話をかけてきました。「息子は入社して三年、一日も休めず、帰宅は毎日夜中。やせていて健康が心配です。一日も早くこのようなことがなくなるようにがんばってください」