2004年1月21日(水)「しんぶん赤旗」
総務省は十九日、政党助成法に基づく二○○四年分の政党交付金の届け出状況を発表しました。日本共産党を除く六党が、交付手続きを取りました。国勢調査の人口に二百五十円をかけて算定する交付金総額は○三年と同じ三百十七億三千百万円。日本共産党は、政党助成制度が、支持もしていない政党に強制的に献金させる制度であり、憲法の定める思想・信条の自由に反するとして、廃止を主張し、一円も受けとっていません。
各党への配分予定額は次の通り(カッコ内は○三年配分額との比較)。
自民百五十六億二千九百万円(1・5%増)▽民主百十五億三千三百万円(19・1%増)▽公明二十九億九千万円(2・0%増)▽社民十一億八千六百万円(29・7%減)▽無所属の会一億六千万円(50・2%減)▽自由連合二億三千万円(33・5%減)
注=十万円単位を切り捨てているため交付金総額と一致しない。