2004年1月14日(水)「しんぶん赤旗」
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大会決議案についての報告に立った志位委員長は、この党大会は、半年後の参院選に向かって各党とのしのぎを削るたたかいが始まっているもとでの大会だとして、「参院選での目標達成をいかにかちとるか」に焦点をあてて、次の三つの柱で報告しました。
(1)決議案発表後の内外情勢のいくつかの重要問題
(2)参院選をたたかう政治方針と活動方針
(3)どんな激動のもとでも選挙で勝てる強大な党をいかにつくるか
この中で志位氏は、参院選の比例代表選挙で五議席の「絶対確保議席」を獲得するためには総選挙比で133%以上の得票が必要になると指摘。そのためには、「『党と国民との結びつきの前進・後退の最大のバロメーター』である読者の陣地を総選挙時比130%に拡大することは必要不可欠の課題」と説明しました。
そして、後退した過去三回の国政選挙の、共通する最大の反省点は読者の陣地が後退するなかでの選挙であったことにあると強調。この現状を思い切って立て直し、「参院選に向け、総選挙時比130%の目標を掲げ、それに正面から挑戦し、やりとげることを、その第一歩にしようではありませんか」とのべ、この課題に「全党が腹をくくって挑戦しよう」とよびかけました。