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2021年1月14日(木)

宣言追加 泥縄式ずさんな対応

穀田国対委員長が批判

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(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=13日、国会内

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は13日、国会内で記者会見し、緊急事態宣言の対象に7府県が追加されることについて問われ、「泥縄式で、ずさんな対応だ」と批判しました。

 穀田氏は、菅義偉首相が12月末には「緊急事態宣言を出すような状況ではない」と述べていたことを指摘。さらに今月2日に1都3県の知事が緊急事態宣言を要請し、7日に発令した際も大阪府への発令を否定していたのに、新たな判断の根拠が示されていないと批判しました。さらに、「今日の衆院内閣委員会での塩川鉄也議員の質疑で、ステージ3、ステージ4の区切りをいつ、誰がどう判断をしたのか、まったく答えられなかった。一方で、菅首相はステージ4からステージ3に戻れば『宣言』を解除すると言っている。現状認識のステージの判断について、極めていい加減な議論をしており、政府としてまったくイニシアチブを発揮していない」と批判しました。

 その上で、「問題は、小出しや泥縄式のやり方によって国民、業者が振り回され、さまざまな被害を受けることに対して、政府が思いを致していないことだ。十分な補償と医療機関への支援、第3次補正予算案の組み替えは急務だ」と語りました。


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