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2020年10月25日(日)

軸足を社会保障に

京都市・長岡京市 田村・たけやま氏

 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は24日、衆院京都3区に当たる京都府長岡京市と京都市伏見区の街頭演説に駆け付け「京都でも小選挙区で野党共闘を。比例近畿ブロックで日本共産党を2から4議席へ倍増させ、野党で連立政権をつくる覚悟と思いを広げたい」と訴えました。

 たけやま彩子・衆院近畿比例予定候補がともに訴えました。

 田村氏は日本学術会議の任命拒否の問題をめぐり、戦前、京都帝国大学で起きた滝川事件の反省から憲法23条で「学問の自由」が明記され、学術会議がつくられたと指摘し「この京都から民主主義を踏みにじる菅政権を許さず、立憲主義の旗の下に野党共闘の実現を」と力を込めました。

 菅首相が新型コロナで苦しむ人たちの姿を一言も語らないと告発し「国民に『助けて』と言わせない自己責任の政治だ。こんな菅政権には政治を任せられない」と強調。野党の連立政権で「社会保障に軸足を置く温かい政治をつくろう」と呼びかけると、聴衆は大きな拍手で応えました。

 たけやま氏は、ハローワーク前の実態調査で寄せられた切実な声を紹介し「一つひとつの声を草の根から届け政治を動かす共産党の議席を増やしてほしい」と訴えました。

 両親を介護する女性(63)は「力が湧く話でした。両親には長生きしてほしいが、その分、介護にお金がかかる。社会保障を削ってきたこのままの日本ではあかん。野党共闘しかない」と話しました。


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