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2020年6月8日(月)

第2次補正予算案きょう審議入り

藤野・山下氏が質問

衆参本会議

 2020年度第2次補正予算案(一般会計総額約32兆円)が8日の衆参両院本会議で審議入りします。

 第2次補正予算案には、世論と野党の論戦におされて、医療支援や事業者の家賃支援、雇用調整助成金の上限額の引き上げなどが盛り込まれました。一方で、コロナ禍にあえぐ医療機関への減収補填(ほてん)は盛り込まれず、子どもと教育、学生への支援策がきわめて不十分な点などが指摘されています。

 重大な問題は、予算額の約3分の1を占める10兆円もの予備費が組まれていることです。予算の使途を明確に決めずに政府に白紙委任することは、憲法の定める財政民主主義を侵すものだとの批判を浴びています。

 8日の衆参両院本会議では麻生太郎財務相の財政演説が行われ、日本共産党の藤野保史議員と山下芳生副委員長がそれぞれ質問に立ちます。


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