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2020年5月5日(火)

11日に衆参集中審議

与野党合意 延長受け予算委で

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(写真)野党国会対策委員長連絡会=4日、国会内

 日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派の国対委員長は4日、国会内で野党国対委員長連絡会を開き、11日に衆参両院で予算委員会集中審議を開き、新型コロナウイルス感染症をめぐる「緊急事態宣言」の延長に関する安倍晋三首相出席のもとでの質疑を行うことを政府・与党に求めることで一致しました。これを自民党の森山裕国対委員長が受け入れ、11日の集中審議の開催に与野党が合意しました。

 野党国対委員長は、新型コロナ感染症拡大の影響をうけ経済的に困窮している学生を支援するため、学費半減などの学生支援法案を早急にまとめ、国会に提出することで合意しました。

 また、「自粛」の長期化に伴って、今後、労働者の雇用問題がひっ迫するとの認識で一致。雇用調整助成金の上積みや支給方法の改善などを求めていく方向を確認しました。

 安倍首相が3日の改憲派の集会で、憲法への緊急事態条項の創設を「極めて重く大切な課題だ」と述べたことについて野党国対委員長は、新型コロナウイルス感染症の収束に向けてたたかっている最中に、「それを制度論や憲法改正の議論にすり替えるのはおかしい」(安住淳・立憲民主党国対委員長)との認識で一致。野党としてそうした議論にくみしないことを確認しました。


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