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2020年4月16日(木)

学芸員など確保せよ

井上氏、文化観光法ただす

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(写真)井上哲士議員

 日本共産党の井上哲士議員は7日の参院文教科学委員会で地域文化観光推進法案の質疑に立ち、法案で文化観光拠点の中核と位置付けられる博物館・美術館が本来の役割を発揮するために、人と予算を確保すべきだと迫りました。

 井上氏は、1997年から2013年にかけて全国の博物館1館あたりの常勤の学芸系職員が2・72人から2・14人に減っていると指摘し、常勤の学芸員の配置を要求。萩生田光一文科相は、「学芸員など職員の確保、質の向上に努めたい」と答弁しました。

 井上氏は、資料購入予算がなかったとする館が全体の52・7%に上ると指摘。「法案の対象の地域だけでなく日本全体の博物館の支援を」と訴えました。

 法案の採決が行われ、全会一致で採択されました。


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