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2020年4月16日(木)

警察の中立性に違反

藤野氏、ヤジ排除を問題視

 日本共産党の藤野保史議員は6日の衆院決算行政監視委員会で、安倍晋三首相が昨年7月15日、札幌市での街頭演説中に、ヤジやプラカードで意見表明した市民が警察官によって排除された問題を取り上げ、「表現の自由の侵害だ」と批判しました。

 藤野氏はヤジを発した男性への警察官の行為を写した静止画を示し、排除措置の根拠となる「現実に危険な事態」が生じていないと指摘。警察庁の河野真警備運用部長は、根拠も示さず「避難及び制止の措置をとった」と開き直りました。

 同じ会場では、「老後の生活費2000万円貯金できません」としたプラカードを掲げた女性への妨害行為も起きた一方、安倍首相を応援するプラカードを放置。藤野氏は、「表現内容に対する介入であり、警察の『政治的中立性』に反する」と批判しました。


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