しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年4月14日(火)

首相動画 ずれてる

小池書記局長が批判

 日本共産党の小池晃書記局長は13日、国会内で記者会見し、安倍晋三首相が自身のSNSでシンガー・ソングライターの星野源氏が公開した楽曲「うちで踊ろう」にあわせ、自宅でくつろいでいる動画を投稿したことについて問われ、「救いようのない、ずれ方だ」と批判しました。

 安倍首相は12日、この楽曲にあわせ犬とたわむれたり、お茶を飲んだりする動画を「友達と会えない。飲み会もできない」という国民の声にこたえる形で、投稿しました。

 小池氏は「“仕事ができない”“お金が入らない。生きていけない”というのが国民の声だ。国民の悲痛な声に応えるメッセージを送るのが総理の仕事だ」と指摘。「自宅でこんなふうに過ごせる国民がどれだけいるのかということを考えれば、こういう発信はしないと思う。今必要なのは、暮らしを守るために休業補償をし、命を守るために医療を支えるという断固としたメッセージだ」と訴えました。

 また、小池氏は「音楽業界には補償をしない一方で、自らのアピールのために音楽を使うのはいかがなものか」として、反省すべきだと語りました。


pageup