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2020年4月9日(木)

文化芸術の灯 守ろう

井上氏「継続的な支援こそ」

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(写真)質問する井上哲士議員=7日、参院文科委

 日本共産党の井上哲士議員は7日の参院文教科学委員会で、新型コロナウイルス対策の自粛要請で苦境に立つ文化芸術分野への補償を強く求めました。

 井上氏は、ドイツの文化大臣が「芸術家は生命維持に必要な存在」と述べ、数千億円規模で文化芸術への緊急支援を決めたことを紹介。「損失を補償する規模と内容がなければ感染対策の実効性はあがらず、文化の灯も守れない」と訴えました。

 萩生田光一文科相は、政府の緊急経済対策で新たな給付制度が提案されると答弁。収束後の反転攻勢で仕事の機会を増やすことに注力したいと述べました。

 井上氏は「反転攻勢というが、そこまで待てないと悲鳴が上がっている。今、苦境にある文化芸術への支援が必要だ」「一時的な給付にとどまらず、継続的な支援を」と迫りました。


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