2004年1月9日(金)「しんぶん赤旗」
日本共産党国会議員団は八日、金権・腐敗政治追及委員会を国会内で開催しました。同委責任者の佐々木憲昭衆院議員があいさつし、政党助成金を使った買収容疑で逮捕された新井正則衆院議員をはじめ、総選挙後も相次ぐ選挙違反事件や日本道路公団にかかわる疑惑などについて意見を交換しました。
道路公団問題については、藤井治芳前総裁が工事入札や人事などで圧力・介入があった政治家名を挙げたことについての疑惑が明らかになっておらず、穀田恵二国対委員長が昨年、事実解明を求める質問主意書を提出しています。後を絶たない金権腐敗事件を通常国会でも引き続き追及していくことで一致しました。佐々木、穀田両氏のほか、塩川鉄也衆院議員、井上哲士(事務局長)、宮本岳志、富樫練三、小林みえこ各参院議員が出席しました。