2003年11月19日(水)「しんぶん赤旗」
衆院の構成や特別国会の会期を協議する各派協議会が十八日に開かれ、与党側は、十九日召集の特別国会の会期について、三日間とするこれまでの主張を撤回し、九日間にしたいと提案しました。
与党側は連休をはさむ九日間の日程で、小泉純一郎首相の所信表明演説や各党の代表質問は行わない構えです。
野党側は、イラクへの自衛隊派兵問題、年金「改革」問題や道路公団問題など重要な課題が山積しており、これらをしっかり審議する必要があると主張。少なくとも首相の所信表明と各党の代表質問を行うべきだと一致して要求し、与党側の提案に反対しました。このため、十九日に結論を持ち越しました。与党側は、野党が反対した場合でも九日間の会期としたい意向です。その場合、衆参両院で一日ずつ予算委員会を開くことを予定しています。