2003年10月27日(月)「しんぶん赤旗」
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上野駅改札口を出ると目にとびこむ「青年に仕事を」の、のぼり。道行く人が足を止めます。東京・上野公園前で二十六日、文京・台東・中央区の日本共産党青年後援会の若者二十人が宣伝しました。むろ喜代一・東京二区候補も訴えました。
「『青年に仕事を』署名にご協力ください」と声を張り上げるのは、文京区に住むボクシング日本ウエルター級チャンピオンの小林秀一さん(29)。「仕事クビになったから、ジムを休むと言ったまま、来なくなったやつもいる。そんな仲間の姿を見ているから、いま一生懸命やってるんです。若者に仕事をと頑張る日本共産党を伸ばしたい」と語ります。
月百五十時間残業しているという男性は、企業が若者を「使い捨て」と指摘する青年雇用問題の「赤旗」号外に「ぐさっときた」と言います。「大企業で働いているので署名できないが、どうしたら変わるんでしょう」と後援会員に質問。「ぜひ選挙で意思表示してください。雇用をふやせ、サービス残業なくせ、と国会で何度も取り上げたのは日本共産党です」と話すと、男性は「分かりました」と話しました。