2003年10月27日(月)「しんぶん赤旗」
「二十一世紀の日本を『国民が主人公』の政治に切りかえようではありませんか」―日本共産党の志位和夫委員長は東京・新宿駅東口の歩行者天国で、若林義春衆院比例東京ブロック候補とともに街頭演説しました。
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休日の買い物客やデート中の若い男女など、通りかかった人たちの関心は高く、志位氏が演説をはじめると、足を止め、聞き入る人で、次第に人波が広がりました。
「財界が大号令をかけ、自民・民主が競う消費税大増税計画をストップしましょう」「若いみなさんの雇用のために大企業は責任を果たすべきです。人間らしく働ける雇用と生活のルールをつくりましょう」―志位氏が若林氏とともに歩行者天国を歩きながら訴えると、手を振って激励する人や「がんばって」と声をかける人の姿も。志位氏にかけより、がっちり握手する中年の男性もいました。
白衣のナース後援会員やそろいの青いジャンパーを着た福祉、医療関係や青年の後援会員が「日本共産党」ののぼりや党ポスターのパネル、風船などでにぎやかにアピール。消費税特集、憲法特集の「しんぶん赤旗」号外を配りながら、対話を広げました。
消費税増税反対の署名にも、三人組の女子高生が「増税やめてほしいよね」と話しながらそろって応じる姿もみられました。
友達の芝居を見に来たアマチュア・ラッパー(23)=川崎市在住=は、「おれはDNA(遺伝子)は“右”だけど、理想を言うことは大事だと思う。それをやっているのは共産党だ。共産党をつぶして、自民・民主の対決だって言ってるけど、それじゃだめだ。もっと理想を堂々と語ってほしい。がんばって」と話していました。