2003年10月26日(日)「しんぶん赤旗」
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【ワシントン24日遠藤誠二】ワシントンでの反戦大集会を翌日に控えた二十四日夜、米英軍によるイラク占領に反対する退役兵士や米兵家族らが二十四日夜、ワシントンのベトナム戦争戦没者慰霊碑前で平和を願う祈りの式を行いました。
「平和のための退役米兵」(VFP)や「訴える米兵家族」(MFSO)らが主催しました。約百人の参加者は、用意した灯を手にしながら、イラクに派遣されている米兵の一刻も早い帰還を呼びかけました。
VFPのデビッド・クライン代表は、ベトナム戦争の教訓を思い起こさなければいけないと指摘。「政治家の思惑によって若者が血を流すことにわれわれは沈黙し続けてはならない」と、ブッシュ政権の進める戦争・占領に反対する必要性を説きました。