2003年10月17日(金)「しんぶん赤旗」
公明党の神崎武法代表は、時事通信社のインタビュー(十六日配信)で、「将来的には、社会保障全体の在り方を考える中で消費税引き上げの検討は避けられない」とのべ、将来的な消費税増税を容認しました。
同党はこれまで、「民主が勝てば消費税率アップは必至」(公明新聞六日付)などと批判し、「増税反対」であるかのようなポーズをとってきましたが、消費税増税路線では変わりがないことが明らかになりました。
また、当面の基礎年金の国庫負担引き上げの財源について、「公明党だけが、所得税の定率減税や年金課税の見直しなどの形で財源を明示している」とのべ、庶民増税でまかなう姿勢を改めて強調しました。
国の高速道路整備計画についても「原則として必要な道路は造る」とのべ、ムダな高速道路建設に固執する姿勢を示しました。