日本共産党

2003年10月17日(金)「しんぶん赤旗」

“ふざけるな 消費税アップ!”

日専連、チェーンストア、アパレル、生協、消費者 手を結び

総選挙で是非問おう

仙台で緊急集会


 「おだづなヨ!(ふざけるなよ) 消費税アップ!」をスローガンにした緊急集会が十六日、仙台市で開かれ、百八十人が参加しました。


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緊急集会で、消費税は最悪の不公平税制と話す湖東京至さん=16日、仙台市

 主催は「消費税率の引き上げをやめさせるネットワーク宮城」。日本チェーンストア協会東北支部、日専連宮城県連合会、宮城県生協連、主婦連合会仙台支部、宮城県商工団体連合会などが参加(ことし三月結成、現在三十四団体と九十七人の個人が加盟)しています。

 会場の参加者から増税に対する怒りが次々と出されました。

 仙台アパレル小売専門店協会副会長の佐藤誠志氏は「消費税が5%になった途端に売り上げが減った。国の税金の使い方への不信の結果である」とのべました。

 みやぎ生協の代表は、消費税増税に関するアンケートに十二万人の参加があり、86%が増税に反対であったと報告。

 弁護士の加藤雅友氏は「自民党や民主党がマニフェストに消費税の増税を盛り込んでいるが、その前に増税の是非を選挙で問うべきだ」と発言。美容組合の代表が「家計が苦しくなると美容院行きが最初に削られ、苦しんでいる。県内全体に反対の声を広める」と決意をのべると大きな拍手がわきました。

 関東学院大学教授の湖東京至氏が「消費税率引き上げ 小泉内閣の増税路線でどうなる?」と題して講演しました。

 集会の最後に「衆院議員選挙の投票日は消費税法“改正”の凍結を求め、消費税率の引き上げに反対する国民の総意を国政に届ける絶好の機会」とするアピールを満場の拍手で採択しました。


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