2003年10月11日(土)「しんぶん赤旗」
マニフェスト(政権公約)の配布を選挙期間中も可能にする改正公職選挙法が十日、参院本会議で全会一致で可決・成立しました。同法は、国政に関する重要政策などを記載したパンフレットや書籍を法定ビラと同様に選挙事務所や演説会場などで配布できるようにする内容です。
十日の参院本会議で、国家公務員(一般職)の給与を引き下げ、これに連動して防衛庁職員と裁判官などの給与・報酬を引き下げる改定給与関係法が、自民、公明、保守新と民主の賛成多数で可決・成立しました。日本共産党は、閣僚など特別職の引き下げには賛成し、一般職などその他の引き下げに反対しました。
SARS(重症急性呼吸器症候群)への対策として、感染症にたいする国の対応強化を盛り込んだ改正感染症予防法・検疫法が十日、参院本会議で全会一致で可決・成立しました。