2003年10月1日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党の市田忠義書記局長が三十日の参院本会議でおこなった代表質問に視聴者から、反響が相次ぎました。
「私たちのまわりで起こっていること、苦しんでいること、疑問に思っていることを、よく調べて質問してくれて、これこそ私たちが小泉首相に質問したかったことだと思いました」と話すのは、新潟県・長岡市の年配の女性。「『長時間労働をなくせ』といっていたが、本当に一人、二人の求人に何十人も集まっている現状です。若者が職を求めてさまよっている」と、厳しい雇用の実態を語りました。
「市田さんの質問を見た。とても良かった。とくに自民党の経済政策の弱点を網羅的に批判したのは良かった」(年配の男性)、「市田さんの質問は具体的だった。イラクの現状についても具体的だし、憲法九条についても『こういう憲法を自分たちもつくろう』という声が外国にあることを紹介したことも具体的だった」(中年の女性)など、経済政策、平和問題でも共感の声が寄せられました。
「小泉さんは『自民党をぶっ壊す』といったけど、この前の総裁選を見ても、やっていることは旧態依然だ。国民に『痛み』を押しつけても、自分だけは痛くないと思っている。早く辞めさせるように頑張って下さい」(長野市、中年の男性)など、小泉「改革」への厳しい批判も寄せられました。