2003年9月26日(金)「しんぶん赤旗」
DV(ドメスティック・バイオレンス、配偶者からの暴力)防止法の見直しに向け、日本共産党DV対策委員会は二十五日、加害者側の問題にとりくむ草柳和之氏(早稲田大学講師)と懇談し、意見を交換しました。
日本共産党からは、同委員会の林紀子責任者、八田ひろ子事務局長、吉川春子(共生社会調査会DVプロジェクトチームメンバー)の各参院議員らが参加しました。
草柳氏は、被害者救済のために犯罪行為である暴力を加える側の問題は避けて通れないと指摘。取り組んでいる「加害者の更生、加害者の暴力克服の支援」について説明し、「加害行為をおこなったものが積極的に更生プログラムを受け、望ましい生き方に立ち戻ることを奨励する啓発活動を、国や地方自治体はおこなうよう努める」などの内容を理念に加えてほしいと要望しました。