2003年9月26日(金)「しんぶん赤旗」
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政府と大企業に対して、若者の雇用を増やし、労働条件の改善を求める「『若者に仕事を』全国青年大集会」の実行委員会が二十五日、結成されました。記者会見で十月十九日に東京都内で集会を開催することを発表しました。
実行委員会は、青年・学生団体、労働組合、業者団体の八団体で構成しています。
会見した日本民主青年同盟の姫井二郎委員長は「戦後最低の就職率、10%を超える失業率など青年の深刻な就職と雇用実態を解決していくために青年自身が声をあげる集会にしたい。青年の雇用問題は日本社会全体にとって重大問題であり、大企業と政府の責任で青年の雇用を増やすことを求めたい」とのべました。
実行委員会に参加する各団体の代表は「泣き寝入りせざるを得なかった青年と一緒にとりくみを広げていきたい」(全教青年部)、「しっかりした就職のルールづくりを求めたい」(全学連)などと抱負を語りました。
「『若者に仕事を』全国青年大集会」は十月十九日午後二時から東京・渋谷区の宮下公園でおこなわれます。労働相談などのプレ企画に続いて午後三時から集会開催。集会後、パレードします。
実行委員会の構成は次のとおり。
首都圏青年ユニオン、全日本教職員組合青年部、日本自治体労働組合総連合青年部、日本医療労働組合連合会青年協議会、日本新聞労働組合連合青年女性対策部、全日本学生自治会総連合、全国商工団体連合会青年部協議会、日本民主青年同盟
協賛団体=高校・大学生、青年の雇用と働くルールを求める連絡会(就職連絡会)