2003年8月22日(金)「しんぶん赤旗」
日本民主青年同盟岡山県委員会(豊田はやみ委員長)は二十一日夕、岡山市のJR岡山駅前で、衆参両院議長あての請願署名「青年に仕事を――政府は真剣にとりくんでください」への協力を道行く人々に訴えました。
青年五人が「若者の仕事を減らしつづける大企業に雇用をふやすよう、政府に監督・指導を求める署名です」「働いている派遣労働者やアルバイトを優先的に正社員にさせましょう」とよびかけると、高校生や中学生、年配の男性も署名をしました。
薬局で準社員として働く男性(25)は、「給料は日給で何年たっても上がらないし、ボーナスもない。採用のとき三カ月たったら正社員にするといってたのに、一年働いてもアルバイトのまま」と話し、「そうですよね、こんなんじゃ社会に役立つ人が育たない。政府にとりくんでほしいです」と話し署名しました。
医療系の学生(19)は署名をしながら「医療や福祉だと仕事はあるけど、学費が高い。お金がなくてやめていった友だちもいるんです。その辺のところを何とかしてほしい」と話していました。