2003年8月14日(木)「しんぶん赤旗」
金融庁による大阪証券取引所に対する業務改善命令を受けて大阪証券労働組合は十三日、「大阪証券取引所の再生と信頼回復をめざす緊急要求・提言」を発表しました。
「要求・提言」は「巽社長の即時退任と後任には大阪証券取引所の再生と信頼回復に尽力する誠実な社長を選任すること」「自主規制機関としての体制強化と職場の民主化を図ること」「『不正事件』の全貌(ぜんぼう)を明らかにし、その反省の上にたって、二度とこうした不祥事を引き起こさないよう、コンプライアンス(法令を守ること)重視の取引所運営を定着させること」などを求めています。
大阪証券労働組合の築山美朝委員長、全国証券労働組合協議会の松井陽一議長、全労連・全国一般労働組合大阪府本部の山田明委員長、大阪証券労働組合取引所分会の江村武分会長らが大阪証券取引所の再生と社会的信頼関係回復をめざして記者会見しました。