2003年8月8日(金)「しんぶん赤旗」
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九月三、四両日に静岡県熱海市で開かれる「リストラ反対、雇用と地域経済を守る全国交流集会」実行委員会のメンバーが六日、開催地の熱海市や同市議会、商工会議所などを訪れ、あいさつし、雇用や地域経済の問題で懇談しました。
訪問には、日本共産党リストラ反対・雇用を守る闘争本部の山下芳生事務局長や、全労連の寺間誠治総合労働局長らが参加しました。
山下、寺間氏らは、今回の集会は大企業のリストラと雇用をめぐる運動とともに、地域経済の活性化で自治体も含めた草の根からの運動の広がりを交流するものと説明。全国から注目や期待が高まっていることを紹介しました。
懇談では、川口市雄市長が「集会を心から歓迎する。当日は私の予定を変更してあいさつさせてもらう」とのべ、笹嶋洋市議会議長も「当地で開催してもらい、ありがたい。国民のくらしが大変になっている。一番大事なことは雇用と地域経済を守ること。交流会の機会にぜひひとこと発言したい」と語りました。
熱海商工会議所の鵜澤精一、渡辺勉両副会頭、熱海市観光協会の佐藤実専務理事らとも活発な懇談となりました。
「熱海では旅館などが大きな雇用先になっているが、客の減少で困難になっている。政治の援助がほしい」(副会頭)などの発言や要望も出されました。
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全国交流集会についての問い合わせ、参加申し込みは実行委員会構成各団体(全労連、全商連、新日本婦人の会、自由法曹団、日本共産党)へ。