日本共産党

2003年7月25日(金)「しんぶん赤旗」

国会ドキュメント

“派兵法の採決 全力で阻止”


 午前9時 参院野党四会派が国対委員長会談。川口順子外相の問責決議案提出を決める。

  衆院国会対策委員長会談 「二十四日のイラク特措法案の委員会採決を全力で阻止する」ことを確認。

 同32分 日本共産党の富樫練三参院国対委員長ら参院野党四会派の国対委員長が、川口外相問責決議案を参院事務総長に提出。

 同55分 参院外交防衛委員会の野党理事が、与党理事と委員長に「問責決議案が提出された以上、審議すべきでない」と主張。松村龍二委員長(自民)は「問責が出れば慣例上、委員会は開けない。問責が終わればリターン・トゥ・ザ・コミッティーだ」。

 10時50分 日本共産党衆参国会議員が合同会議。穀田恵二国対委員長が「イラク派兵法案阻止のためとことんがんばろう」と訴え。

 11時30分 福田官房長官が定例会見で「一刻も早い成立をお願いしたい」。問責決議案について「あることないこと全部批判の対象にするから、まともに受け答えすべきものかどうか」。

 午後0時15分 「有事法制は許さない!運動推進連絡センター」が参院議員面会所で国会要請行動。日本共産党の小池晃参院国対副委員長が「野党は一致して気力と体力の続く限り徹底してたたかう」とあいさつ。

 3時 衆参の野党国対委員長が合同会談。問責決議を提出し徹底的にたたかうことを再確認。

 4時42分 高校生が国会要請行動。日本共産党の志位和夫委員長が「みなさんのたたかいに大義と未来がある。廃案に追い込むため力を尽くす」とあいさつ。

 5時 参院議院運営委員会理事会が開かれ、午後六時から本会議開催を決める。

 同35分 参院民主党が議員団総会。角田義一会長が「次から次へタマを撃つ」とあいさつ。

 6時 参院本会議開会。川口外相の問責決議案の趣旨説明と討論が始まる。

 同40分 「連絡センター」が参院議員面会所で要請行動。「与党は世論から孤立している。私たちの背後には国民の声がある。廃案に向け運動を強めよう」と西川征矢全労連副議長。

 同46分 参院本会議で畑野君枝参院議員が「違憲の立法をアメリカからいわれるがままに強行しようとしている」と賛成討論。

 7時20分 野党四会派が石破茂防衛庁長官の問責決議案を提出。

 同46分 参院本会議で賛成百三票、反対百三十六票で川口外相問責決議案を否決。議長が本会議の休憩を宣言。

 9時 参院本会議再開。石破防衛庁長官問責決議案の趣旨説明、討論が始まる。

 同35分 小泉親司議員が「自衛隊の戦地派兵は憲法違反の無責任の極み」と賛成討論。

 同59分 福田康夫官房長官の問責決議案を参院野党四会派が提出。

 10時10分 石破防衛庁長官の問責決議案が賛成百四票、反対百三十五票で否決。賛成が一票増えたことに場内にどよめきが起きる。参院議長が本会議の休憩を宣言。

 11時17分 参院本会議が再開。福田官房長官の問責決議案の趣旨説明、討論が始まる。

 同48分 議長が延会を宣言。

 25日午前0時5分 宗教者が国会前の路上で「暴力では何も解決しない」と太鼓を打ちながら訴え。

 同10分 参院本会議再開。吉川春子議員が「レイプ擁護発言は、男女共同参画担当大臣の発言として許せない」と賛成討論。


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