日本共産党

2003年7月23日(水)「しんぶん赤旗」

イラク特措法案の廃案訴え

海外派兵に反対新宿で署名次々


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イラク特措法案に反対する署名に応じる若者たち=22日、東京・新宿駅西口前

 安保破棄中央実行委員会と「有事法制は許さない!運動推進連絡センター」は二十二日、イラク派兵法案に反対して東京・新宿駅西口前で宣伝署名行動にとりくみました。十七団体二十八人がビラを配りながら法案に反対する請願署名を呼びかけると、通行人が次々足を止め一時間の宣伝で九十六人の署名が寄せられました。

 東京都内に住む会社員の渡辺博司さん(54)は、「憲法九条に反するし、どんな法律にもとづいても、私は自衛隊の海外派遣には反対です。いったん派遣すれば、持っていく武器やその使用基準の緩和などどんどんエスカレートしていくでしょう。自衛隊という名前でごまかしても、人を殺せるという攻撃の質は変わらない」と署名に応じました。

 海外からの留学生が署名に応じる姿が目立ちました。韓国から留学中のアン・ジヨンさん(19)とキム・ファヨンさん(19)は、「韓国も同じような問題に直面しています。戦争は解決策にはならないと思います」と話していました。

 宣伝には同実行委員会の西川征矢事務局長(全労連副議長)、日本共産党の矢島恒夫衆院議員、自由法曹団有事法制阻止闘争本部の田中隆副本部長らが参加、宣伝カーから訴えました。


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